行きつけの牛たん屋の大将の話

行きつけの牛たん屋の大将の話

唐突だが、牛タンが大好きである。

普通の焼肉よりも、牛タン専門店の牛タン定食の方が好きで、焼肉のように色々な部位をあれこれと食べるよりも、タンだけを味付けを変えて楽しみたいと思う。

それくらい、あの独特の食感と味付けは堪らないのだ。

公益財団法人 仙台市産業振興事業団さん(Sendai City Industrial Promotion Organization) - 宮城県仙台市 - 公益法人、ビジネスコンサルタント | Facebook

タンの美味しさに目覚めてから、いつの間にか常連になってしまった牛タン屋がある。牛タン料理をメインとしながらも、一品料理も充実した、どちらかというと飲み屋のような店だが、とにかく美味しいタンを食べさせてくれる。

タンの食べ方も色々あるが、大抵はメニューに書いてあるセットやコースで頼む客が多い。

お通しからサラダ、テールスープと続き、タン刺しと厚切りのタン焼きがメインになるのだが、この店ではそれだけでは勿体ない。

無愛想な訳ではないが、口数も少なく、押しつけがましくない大将がいて、それとなくお薦めの料理を聞くと、メニューにないタンの食べ方を色々と教えてくれる。



一品料理にも味噌漬けなどがあるが、今日はガッツリ食べたいとか、アッサリとした味付けで食べたい、等と言うと、それに合った調理をしてくれる。

タンのカツやハンバーグなどはこの店で初めて知った。

メニューに載せれば良いのに、と提言した事もあったが、テーブル席もあり、カウンターの客のように意思疎通が出来る訳でもなく、店員の人数的にも難しいなどの理由があるようだ。

野菜図鑑「ねぎ」

しかし、少し顔を見知るだけで大将の旺盛なサービス精神を知ることが出来る。

やたらと口数が多く、お薦め料理をあれこれ押しつける店よりも余程居心地が良く、つい改めて足を運んでしまう牛タン屋の魅力は、味だけではなく大将の人柄が店に出ているからだと思う。